2009/05/25

ALFRED HITCHCOCK PRESENTS

title: 新作ヒッチコック劇場
station: TX (TV Tokyo)



「ヒッチコック劇場」というと、1960年代に放送した白黒のものに始まり
約300本が存在するらしい。ヒッチコックアワーも含むのか正確な数字ではないが。

今回保存対象にしたい作品はテレビ東京で1986年から1988年にかけて放送された
リメイクのシリーズ。

冒頭のヒッチコックがCGによってカラー化されていたことは、字幕でも確認出来る
「リメイク作品である事」に関しての話は他のblogでも取り上げられているので今回は別の件。

先日、といっても3年程前だろうか、NHK BS2(SD放送のチャンネル)の深夜にこのシリーズが放送されていた
「新ヒッチコック劇場」といいながら、もう20年も前の作品なのかと思いながら鑑賞していた。

が、邦題でいうところの「新作ヒッチコック劇場」にさしかかった頃から
「古い映像なため劣化しております」云々ののテロップが入り全編白飛び。

Film作品と思われる画質なのになんで白飛びするのか。
不信に思い本編をもう一度再生し確認。冒頭のスタッフテロップ(これなんて言うんでしょね)が
Filmで入れたものではなくVTRで入れたものであることが確認できた

当時はコンポジットデジタルVTR「D2」が登場する前。
完パケと言えば、あの素手で触るオープンリール1吋。(カビ、竹の子、ワカメ…)
しかも、アナログ記録。

20年前のテレビ東京放送時に入っていたテロップがないところを見ると
その当時のテープではない模様。

ということで、20年前に録画したVHSを再生してみることにした。
業務機2台で再生したところ、特に劣化もなく少なくとも白飛びはしていない。
SVHSではなくVHSであるため解像度的には低いものの、トラッキングもほぼ安定しており
音声の劣化もほとんどなかった。

今回の放送のテープが原版からの放送(もちろんNHKなので、原版からD3ないしD5へのコピーだとは思われるが)だとしたら、うちにあるVHSの方が見た目には画質がいいことになる。

これはBlu-rayだけでなくDVCAMかなにかにもダビングしておくべきか迷う毎日である。

もし、「このVHSでいいからくれ」というハリウッドの権利者の方がいらっしゃったら、
無料で差し上げますから、完パケの保存はもう少し丁寧に管理してください(笑)


2009/05/22

NHKスペシャル ザ・オーケストラ

date: 1990/7/28
time: 22:00?
station: NHK-GTV

audio: STEREO
aspect ratio: 16:9 letter box (4:3放送、上下黒み16:9)

Zbigniew Rybczyński: The ORCHESTRAの一部とそのメイキングを放送

人間モーションコントロールによる同期という離れ業とハイビジョン合成が面白い番組

■■■
ところで、この作品のDVD(Nスペではなく、「ザ・オーケストラ」のDVD、現在も発売中)を
数年前に購入したのですが音声がなぜかモノラルに。

1991年頃、Laser Disk版も購入したのですがこれはステレオだったはず
(現在このLDは私のライブラリー倉庫にあり手元にない為確認出来ませんが、Panasonicの業務用LDが生きているうちに確認します)

合成は当時のアナログかデジタルか不明な開発中のハイビジョン
(当時はHDとは言っていなかったと記憶しています。もしかしたらまだ高品位テレビと言ってた頃でしょうか)
で行ったようですが、完パケもHDだったのかどうか不明。
合成の出来はいいのですがなぜかLDやDVDの画質がいまいち。
SDの1インチVTRからダビングにダビングを重ねたLDマスターだったのかもしれませんが
現在売られているDVDがモノラル音声になってる理由は、権利関係のせでしょうか。
(ダビングをミスって1chだけになっていたとか、そういうのはナシでお願いします)

そのため、このNHKスペシャルでの放送のバージョンとLDが、貴重なステレオバージョンとなります

後日、LDをBlu-rayとDVCにしておこうかと…

しかし、Blu-ray版を発売してほしかった…
素人としての理想は、存在すれば1インチデジタルHD原版→HD-D5(1920x1080)ですが…
現存する完パケがUNIHIとかだったら…嗚呼

モノラルでもいいからDVDをご覧になりたい方
DAD-05017 2,520yen

N95


録画ビデオとは関係ないんですが、通販で買ったマスクが届きました
N95マスクです

この品薄な時に関西から届きました

ちょっと笑えませんね

ちなみに関係ありませんが、自分の携帯はNOKIA N82です


ETV特集 吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界

date: 1993/12/13-16
station: NHK ETV
audio: MONO
aspect ratio: 4:3
duration: 
copy control: copy free

rec media: SVHS EP -> BD-R

第1回 サイレントからトーキーへ 映画との出会い 反復とズレ
第2回 戦中戦後の軌跡 映画が言葉を発するとき
第3回 「晩春」と「東京物語」 限りなく開かれた映像
第4回 その短過ぎた晩年 無秩序な世界につつまれて

小津の「東京物語」とヴェンダースの「東京画」に影響され
Hi8(ビデオカメラ)で東京を撮りまくっていた頃、何の脈絡もなく録画
録画VTRはVictor HR-X1とNEC GCT-2000

吉田喜重の淡々としたナレーションが、小津の抑揚のないセリフになにか近い物を感じる
今ではNHKでさえ、画面中にスーパーテロップ(字幕)だらけで落ち着いてみる事が出来ないが
この番組はその無駄のないナレーションと必要以上に入らないテロップの少なさにより
心地よく見る事が出来る

DVD(GNBD-1089)が発売されていたようですが品切れのようです

2009/05/21

100年インタビュー 坂本龍一

title: 100年インタビュー 坂本龍一

date: 2008/4/10
station: NHK BS Hivision
audio: stereo
aspect ratio: 16:9
duration: 1h30'00"
copy control: copy once

rec media: BD-RE

冒頭に「東京都出身56歳」とテロップ

渡邊あゆみアナウンサー

簡単な内容です(サイドスーパーとは異なります)
■ N.Yでの生活
■ 9.11同時多発テロ
■ 音楽と出会ったころ
■ ピアノの先生
■ 小5で作曲
■ 坂本の父と母
■ 初めて買ったレコード
■ ドビュッシーとの出会い
■ 新宿高校
■ 名画座へ通った毎日
■ 70年芸大作曲科入学
■ YMO
■ 散開
■ 戦メリ
■ 映画音楽
■ 世界のサカモト
■ ラストエンペラー
■ N.Y.
■ 環境
■ これから

100年インタビューシリーズ とてもいい
あえていうならコピーワンスのせいで100年残せないことが残念
最悪カメラで画面を撮りますか(苦笑)